蛍光増白剤は、衣類や紙を白っぽく見せるためのもので、紫外線
を吸収してそれらの波長の長い青紫色の光を発する性質を持っ
ています。黄ばんだ衣類等は青紫色の光を吸収する色素のため
黄ばんで見えるので、洗剤にも配合されている蛍光増白剤で、そ
の分のを補い白っぽく見せています。しかし、蛍光増白剤の種類
や使い方によっては、黄変することがあります。染み抜きのため
に市販の液体酸素系漂白剤を使い、水ですすいでから干したら、
その部分が黄色っぽくなったことがある方、一般的に蛍光増白剤
は、安定していますが、ある条件では、蛍光増白剤が分解して黄
変を促進します。種類によっては、日光、酸、アルカリで分解す
るものもあるので、注意が必要です。その他に、蛍光増白剤が生
成りを白くした、色物が色落ちした、色あせした、なん
てことが無い様、気をつけて取り扱いしましょう。蛍光漂白剤に
頼りすぎかも・・・・
2009年10月30日
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